大端渓硯展(だいたんけいけんてん開催

大端渓硯展ポスター
会 場

期 間

BOOKSなかだ 魚津店

平成15年11月1日(土)
     〜11月3日(月)

歴史と伝統の銘硯

”端渓硯の粋”
300面を一堂に展観!!

 中国の二大名石の一つである「端渓石(たんけいせき)」から作られた硯(すずり)300点を展示・販売する
「大端渓硯展」を、平成15年11月1日(土)〜3日(月)にかけて、BOOKSなかだ魚津店(魚津市上村木ア
ップルヒル内)で開催いたしました。北日本新聞社・東京翠鳳堂・富山県教科用図書販売株式会社後援。
 期間中は、三万八千円の実用品から、明代に作られた七百万円の硯までが展示・販売され、大盛況のうち
に終了いたしました。
 端渓硯とは?
 中国の広東省高要県に斧柄山(ふかざん)という山があります。その山より流れている渓水を端渓、その
付近より産出される紫色の硯石を端渓石といい、この端渓石で作られる硯が端渓硯と呼ばれています。
古来文房古玩の王座をなす硯の中でも、最上のものとして珍重されてきました。
 端渓硯の美点
・数百年の使用でも摩滅しない。
・後世に代々伝えられる伝世硯としての価値がある。銘石・美術品としても極めて高い評価をうけている。
・石にかなりの硬度を持ち、特に墨の特性を生かした発色には定評がある。よって、作品を書くには最高
 とされ、他の追随を許さない。
・和硯に比べ硯面の色艶が美しく、すりごこちも滑らかで、和硯の3分の1の時間で墨がおろせる。
大端渓硯展